クールシニアのウェブマガジン

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エディター

中村 滋 Shigeru Nakamura

BE-PAL、DIME、サライなどライフスタイル雑誌を創刊。

カテゴリ:日用品 

電池はすべて、9Vも充電式に

 ずっと電池は充電式を使っています(エコとか省エネとかより、捨てる面倒からですが)。でもこの充電式電池は問題があります。メモリー効果といって、継ぎ足し充電を繰り返しているうちに容量が減っていくという現象があり、ときどき空にし(でも完全にゼロにしてはいけない)フル容量を取り戻す必要があるそうです。安価な充電式掃除機の、だんだん使用時間が短くなるのがこれです(でメモリー効果がないリチウムイオン電池使用のマキタを選びました)。でもこのリチウムイオン電池はとにかく高い。デジタルカメラの電池もこれなんですが、予備にもう一個買おうとすると5千円以上して驚きます。電気自動車の価格を決めてるのもよくわかります。それが、サンヨーのエネループが登場してすっかり単3、単4電池はこれになりました。

このエネループですが、リチウムに比べて安いニッケル水素電池ですがメモリー効果が少ない(メーカーは軽微といってます)うえに他の電池より自然放電が少ないのが最大の特徴。マンガンにしろアルカリにしろ買い置き電池が一年もたつとどれだけ残っているか心配ですが、エネループは残存率90%(昨年秋に第3世代登場で+5%アップして業界ナンバーワン)。左は単3電池2本で駆動するエネループのスマートフォン充電用パッケージ。専用より大きいのですが、単3なので懐中電灯やら他のものにも使えます。

問題はこの6Pという9V電池。エネループにありません。この電池は音楽関係者にはなじみのあるもので、ギターのエフェクター、プリアンプ(写真右3つ)、リズムボックス(写真左)などなどに使われ、常に新しいものであることが必要とされます。エネループからはミュージック・ブースターという音楽専用の電池ボックス(100VのACアダプターが不要ということですね)が出ているのですが、コードで供給するので写真のような電池駆動専用には使えません。

というわけで、毎回電池を交換するのでこの9Vがたまります。そして新しいものを用意しておく必要があります。上のライトは余った9Vを使用するために買ったフラッシュライト・アダプター。

でもありました、最近出た東芝のインパルス(ニッケル水素電池)のラインナップに9Vが。メモリー効果を気にせず継ぎ足し充電可(と宣伝文句に書いてあります)で、一年放置して85%を維持するというものです。量販店で電池一個1580円、充電器1580円(1本でも2本でも充電時間は同じ)。これでいつでもフル充電の電池が使え、使いかけ9V溜まりがなくなります。

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