クールシニアのウェブマガジン

毎週月・金曜日発行

クールは「カッコイイ」ですが、背筋をのばして歩く60+シニアの情報を集めます。

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エディター

中村 滋 Shigeru Nakamura

BE-PAL、DIME、サライなどライフスタイル雑誌を創刊。

カテゴリ:日用品 

ハイテク近接迎撃兵器、ナイス蚊っち

 ハエは都会ではほんとに少なくなりましたが、蚊ってどうして減らないのでしょうか。蚊取り線香をはじめ虫コナーズや、なんとかマットやら吹きかけるのやらありますが、部屋に入ってしまった蚊は目の前を飛ぶのを手で叩くしかありません。飛蚊症もあるのでやたら叩いていると手が痛くなります。
 そんなことを嘆いていたら、友人がホームセンターにいいものがあるとプレゼントしてくれたのが「ナイス蚊っち」という優れモノ(この言い方、ポパイがよく使ってましたね)。何年か前からあるようですが、知りませんでした。

  このラケット状の網には高圧静電流が流れるようになっていて、グリップについているスイッチを押しながら振ります。蚊はあたるとパチッという音とともに気絶します。つぶしたりしないので実に清潔。網にくっついていてもたたけば落ちます。白っぽい長ズボンで庭に出て、寄ってきた蚊をバサッとズボン押しつけると面白いようにパチパチいって落ちます。ただし、雨上がりなどズボンが濡れていると感電して飛び上がるので要注意(幼児が触らないように)。ハエやハナアブ、クモにも使えますが、蚊とちがって害がないので、痺れてバタバタしている姿を見るとなんかかわいそうです。

  あまりに優秀かつ面白いので、「超小さいネット」(全長30.5cm)もネット通販で買ってしまいましたが、やはりデカラケ(全長46cm)のほうが圧倒的にヒット率が高いです。電源は両方とも単3電池2本使用で1年以上持ちます。たぶん中国製だと思いますが1000円以下で(超小さいは500円)手に入るのだから驚きです。1年使った経験では、ヒモが取れたりプラスティックがすぐ割れたりしますが、一家に二台「ナイス蚊っち」であります(面白くて取り合いになるので)。

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