クールシニアのウェブマガジン

毎週月・金曜日発行

クールは「カッコイイ」ですが、背筋をのばして歩く60+シニアの情報を集めます。

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エディター

中村 滋 Shigeru Nakamura

BE-PAL、DIME、サライなどライフスタイル雑誌を創刊。

カテゴリ:日用品 

シニアのスキンケア1、まず洗顔から

 毎日見ている鏡の顔と、撮られた写真の顔はなんであんなに違うんでしょうか。どっちが正しいのか、まあ知りたくもありませんが、そう感じるようになったら要注意です。女性と違い男性はあまり顔の手入れをあれこれ一生懸命しません。石けんで顔をごしごし洗い、ローションなどを塗った後ひげを剃り、クリームやローションを塗って顔を手でパシッと叩いておしまい、といったところでしょうか。
 若いときはそれでもいいのですが、シニアになるとそれでは皮膚を痛め、老け顔を促進してしまうと、先日参加した資生堂の中高年スキンケア教室でいわれました。まず正しい洗顔が必要ということで、まあ半信半疑だったのですが、とりあえずやってみました。
 手のひらに洗顔クリームを少量(500円硬貨ぐらい)出して、水を微量足しつつこねて泡立てます。手のひらを逆さまにしても落ちないくらい、モチモチの泡を作ります(これがポイントです)。これはかなり慣れと時間が必要なので市販の泡立て用のネットを使ったほうがいいというのでやってみると、なんと数秒でその泡が発生します。
 これを顔につけて、両手で表面を押し、またなでるようにゆっくり動かし、けっしてこすりません(こすらずとも微細な泡が汚れ、脂分を吸い出すとか)。このあと水かお湯でたたいて落とします。不思議にゴシゴシ洗っていたときよりツルツル感が出る気がします。これだけ。
 1週間以上たつとたしかに前よりカサカサした感じやゴワゴワ感がなくなり、一日中しっとりしていて、これが皮膚を痛めてないということなのかもしれません。女性では当たり前のケアなんでしょうが、男もアンチエイジングです、電車やバスで席を替わられる時期を遅らせるために。まず洗顔からです。

泡立て用のネット。右がドラッグストアで売っているもの。左は100円ショップのもので、差はないような気がしますが、はて。

洗顔料はこのチューブに入ったタイプが使いやすいです。左がビオレ、右アラミス LABともにメンズ用ですが、資生堂でも花王でもアラミスでも違いはさほどなく、それより泡立てです。

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