クールシニアのウェブマガジン

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中村 滋 Shigeru Nakamura

BE-PAL、DIME、サライなど
ライフスタイル雑誌を創刊
著書にスマートフォンの
生活革命を書いた
「スマートメディア」デコ刊

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カテゴリ:エレクトロニクス 日用品 野遊び 

いざという時の一生もの懐中電灯

・災害時に必要なものといえば、72時間分の水と食料や防寒具、情報を得るラジオなどに加えて懐中電灯もあります。

・懐中電灯(フラッシュライト)の一級品といえば永らくミニマグライト(単三乾電池2本のもの)でした。

・軽合金削りだしの頑丈なボディーとクリプトン球を使った明るい光は他を寄せつけず、ポイント照明を必要とするプロの職人(大工、自動車修理など)はみなこれを持っていました。

・ところが2005年頃からLEDを使ったフラッシュライトが登場すると様々な新興勢力が製品を発売して、今やフラッシュライトといえばマグライトではないようです。

・アメ横の専門店でも「ミニマグライトはブランド好きか、昔の人ですね」といってました。マグライト社もLEDに遅れて参入するのですが、性能的には他社の方が上です。

・たしかに明るさだけならそうなのですが、使いやすさや信頼性では今でも通用します。なぜならボディーが定評のある伝統の形、手触り、さらに単三が使えること(他社の高性能モデルはリチウムCR123A電池が多い)、明るさを抑えた分使用時間が長いなどなど。

・なぜ単三かというと、家の中で一番多い乾電池(あるいはアルカリ乾電池)は単三だからです。実際一番売れているのは電池はアルカリ乾電池で、そのうちトップが単三で56%、ついで単四が29%になっています(2012年電池工業会データ)。

・つまり日本でも世界でも一番手に入りやすいのが単三アルカリ乾電池になります。避難先の山間部の雑貨店ではリチウム電池は売られていません。

・もう一つ、ミニマグライトのスイッチはボディーの回転式スクリュータイプで可動スイッチがなく壊れません。30年使っているクリプトン球ミニマグライト、いまも現役です。他社のものは押しボタン式が多く、このゴム部がやがて破れます(尖ったドライバーなどでも)。

・LEDミニマグは長くなってデザインバランスが崩れましたが、サバイバルセットや工具箱には欠かせない一本と思われます。

・上がMINI MAGLITE LED AA。168mm×25mm 120g(電池こみ)普通の点灯で10時間半、弱で31時間(秋葉原で4700円弱)。下が30年使っているクリプトン球ミニマグライト。電池はパナソニックのアルカリ乾電池エボルタ。電池は充電式の2次電池が前年比125%(使い捨て1次電池85%)、その中でもエネループなどのニッケル水素電池が前年比161%と、乾電池トレンドはエコな充電式に傾いています。

・ミニマグライトはLEDモデルでも電球キャップ部を緩めて外し、それにテールを入れて立てるとキャンドルランタンになりますが、そのままだとLEDは眩しいのでなんかキャップをかぶせるといいです。

・エネループは充電式では一番メジャー。自然放電が少ないのでいざというとき安心です。エボルタというのはパナソニックの高性能アルカリ乾電池で、ふつうのアルカリ電池もあるのでややこしい。一番下が高性能LEDフラッシュライトの標準、CR123Aリチウム電池。1本600円以上と高価。

・ミニマグライト以外では、単三乾電池一本のLEDフラッシュライトがあり、小さく軽く使いやすいです。ThruNite 1A 105mm×22mm 90g(電池こみ)。単三一本でありながら強で2時間ちょっと、弱で32時間点灯できます(4700円弱)。最大(明るさの指標ルーメンで)145とミニマグライト(77)の倍。この辺がもうミニマグの時代ではないといわれる所以です(もっと明るいProモデルもありますが)。これはスイッチがお尻についていますが、ミニマグと同じスイッチが回転式のモデルもあります(T10新製品3000円弱)。このスルーナイトもミニマグもアルカリ乾電池仕様とありますが、充電式エネループも問題なく使えました。品揃えの多い通販サイトはアカリセンター。

http://www.akaricenter.com/akari_kaichuu.htm

次号2月8日金曜日

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