クールシニアのウェブマガジン

毎週月・金曜日発行

クールは「カッコイイ」ですが、背筋をのばして歩く60+シニアの情報を集めます。

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エディター

中村 滋 Shigeru Nakamura

BE-PAL、DIME、サライなどライフスタイル雑誌を創刊。

カテゴリ:エレクトロニクス 野遊び 

写真がぶれてボケないワイヤー三脚

・最近のデジタルカメラには、手ぶれ防止装置というのがついています。カメラが揺れてもそれを察知して撮像素子(昔でいうフィルムです)のほうを動かしたりして(いろんな方式がありますが)補正するシステムです。

・カメラファンならよく知っていると思いますが、自動の最初は露出でした。次にピントがオートになり、デジタルカメラになると、シャッター以外はすべて自動になりました。

・便利にはなりましたが、それでも露出±補正やシャッター速度と絞りの組み合わせやスローシャッターによる手ぶれなどを考えなければなりません。

・手ぶれは、人物スナップを撮る程度ならほとんど問題になりませんが、超望遠や接写では気になります。とくに説明的なクローズアップ写真では、絞り込んでピントの範囲を深くしなければならないので、三脚がどうしても必要になります。

・撮影目的で出かけるときは我慢して三脚を持って行くので問題ないのですが、散歩や旅行のときに偶然出会った野鳥や昆虫、野草などはまともに撮れません。そんなときプロのカメラマンは首にかけたカメラ・ストラップを腕に巻き付けて短くして引っ張り、カメラを安定させたりします。これを簡単にマネできるものがありました。

・三脚穴に取り付け、ワイヤーを引っ張り出して足で踏み、カメラを持ち上げ固定させます。たしかに軽量でコンパクトなミラーレス・カメラでも揺れません。しかも三脚が開けないような場所でもOKで、位置決めも自由なのでなかなかです。

・92gなので軽量級で1キロを超える一般三脚の10分の1以下です。これなら、カメラと常時持って出かけられます。

・ワイヤーを踏んでカメラを引っ張ると安定します。ワイヤー先端は腰のベルトに引っかけることも可能。

・92g対843g(たぶん最も軽いカーボン三脚のジッツオGT0541。雲台込みの重量)

・レバーは中央が引っ張り出すモードで、伸ばしても戻らないのでここで長さ調節。次に上にレバーを上げて固定する。下が自由に伸び縮みするリリース・モード。

・携帯電話用三脚固定ホルダーを使えば、携帯やスマートフォンでも使えます。幅42mmから85mmまで挟めます。なんと199円。上海問屋http://www.donya.jp/item/5085.html

・SteadePodステディポッド。アメリカ製。家電量販店で2420円。

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