クールシニアのウェブマガジン

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中村 滋 Shigeru Nakamura

BE-PAL、DIME、サライなど
ライフスタイル雑誌を創刊
著書にスマートフォンの
生活革命を書いた
「スマートメディア」デコ刊

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カテゴリ:ファッション 日用品 

ナノコートという傘の威力

 雨傘でいちばん困るのは、大きさや重さ、持ちやすさ、開きやすさや畳みやすさ、などなどではなく、濡れた傘を畳んで建物や電車、車に乗るときの水滴です。デパートではビニール袋に入れなければならないし、レストランでは傘たてに入れて他の客に間違って持って行かれたり···。
 それを解決したのが「ヌレンザ」という傘です。福井県の福井洋傘が作った濡れない傘。傘の生地にナノコーティングを施して水滴をはじくという技術です。1ナノ、つまり100万分の1ミリという大きさの微粒子(ガラスやチタン、フッ素樹脂など)が繊維のすき間に入り込み水をはじきます。
 そんな傘があることを聞いていたのですが、見たことがなかったので探すと、東京では日本橋の高島屋1階だけに置いてありました(あとはトヨタのレクサスショップにあるとか)。12本骨で持ちやすさを考えた木製の柄やストラップなどユニバーサル・デザインに力を入れているのですが、この傘、3万円もします(展示はしていませんが16本骨の折り畳みは4万1千円)。でも木部の処理や先端の金具などちょっと価格に見合っていない仕上げだったので、買うのはやめました。

ネットで調べるとき「ナノコート傘」で検索したのですが、「ヌレンザ」以外にもう一つありました。やはりナノコーティングした超撥水傘で、こっちは1600円前後。よく見かける折り畳み傘風なので、傘の専門店にあるだろうと探したのですが、何軒回ってもありません。どうやら通販専用の商品みたいです。調べてたどりついたのは、広島に本社のあるギフト総合卸売専門会社が扱っていて、製造しているのは台湾のフォーモサタフタという会社。さっそく通販で取り寄せました(ナノコート傘で検索するとアマゾンなどいくつか通販会社がヒットします。価格は約1100〜1900円台で、色は黒、グレー、紺など何色かあり)。6本骨3段折り畳み、傘の直径は97センチ、仕舞寸法は24.5センチ、180グラム。使ってみて驚きました、ほんとに濡れません。

 

 

仕舞うときにバサバサと振るだけで水滴が落ちます。そのあとは表面が湿気る程度、プラスティック部分に水滴がつくだけ)。3か月ほど使っていますが、効果はほぼ持続していて手が濡れることはありません。

ビニール袋など用意しなくても、傘を振ってそのままバッグに入れてOKなのでたいへん便利。A4サイズの書類、雑誌が入るショルダー・バッグにらくらく入る長さです。

これなら狭いバスや電車内で人にあたっても大丈夫。デパートなどの店内でも水が落ちませんし、レストランでも席に持っていってテーブルにぶら下げておけます(傘専用のアンブレラ・ホルダーという商品があります)。

http://www.assiston.co.jp/?item=658)

 

「ヌレンザ」は使っていないので差があるのかないのかわかりませんが、傘はすべてこのナノコーティング・ポリエステル生地にして欲しいです(傘のタグには超耐久性の撥水、撥油、汚れが付かないと書いてあり、溶剤に有害成分は含まれていないとあります、検証はしていませんが)。

しかし、こんなに良いものなのに、なぜ普通に売っていないのでしょうか、謎です。

 

 

 

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