クールシニアのウェブマガジン

毎週月・金曜日発行

クールは「カッコイイ」ですが、背筋をのばして歩く60+シニアの情報を集めます。

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エディター

中村 滋 Shigeru Nakamura

BE-PAL、DIME、サライなどライフスタイル雑誌を創刊。

カテゴリ:フード&ドリンク 

ナッツの専門店で知る新しい情報

・ナッツリターンで話題になったマカダミアナッツは、ナッツの王様ですが、問題になった袋入りの剥き実より殻付きを割った方が旨いです(堅くて簡単ではありませんが)。ついで人気のアーモンドやカシューナッツも殻付きはふた味ちがいます。

・ナッツ類は脂肪含有率が高いので避けられてきたのですが、最近は不飽和脂肪酸は体によいということで、ここへ来てナッツの売り上げが伸びているそうです。そんなせいかナッツ専門店まであり、珍しいものや、新しい食べ方情報が手に入ります。

 

・東京・中目黒にある専門店のグルーヴィーナッツ。常時20種以上が店頭にあり、袋の大きさを選んで好きなものを入れ、一律100g580円の計算で量り売りしてくれます。

http://groovynuts.sixteen.jp

 

・当然ながらアーモンドにも種類があるんですね。左からオーストラリアのノンパレル種、中央がスペインのマルコナ種、右がアメリカ・ビュート種だそうです。それぞれわずかに味が違いますが、味はオーストラリアが一番でした。

 

・クルミもいろいろあります。上段は日本のもので、左のハート型がヒメグルミ(初めて見て初めて食べましたが、濃厚で旨い)。右は普通種のオニグルミで、穴の空き方からリスではなくネズミがかじったあとらしい。下の左が、我々が日常口にするセイヨウグルミ(ペルシャグルミ)で、殻が薄く剥きやすい。右のツルッとしたのはピカンナッツでアメリカのクルミ。殻は柔らかく、脂肪分が多い。ただし、クルミの風味は少ないです。

 

・上野アメ横で1956年から営業しているナッツの専門店・小島屋の殻付きアーモンドと渋皮付きカシューナッツ。この二つは試す価値ありです。アーモンドとカシューナッツの新しい味です(特にカシューナッツは大味な印象だと思うのですが、渋皮付きは香ばしく味が締まります)。両方ともグルーヴィーナッツにもあります。

次号5月29日金曜日

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