クールシニアのウェブマガジン

毎週月・金曜日発行

クールは「カッコイイ」ですが、背筋をのばして歩く60+シニアの情報を集めます。

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エディター

中村 滋 Shigeru Nakamura

BE-PAL、DIME、サライなどライフスタイル雑誌を創刊。

カテゴリ:インテリア ホビー 

「もう一つの真実」という植物があります

・「もう一つの真実」Alternative factsという言葉を最近知りました。アメリカ大統領就任式で、オバマ大統領と比べてスカスカの参加人数を、過去最大といった大統領報道官が、メディアに間違えていると指摘された時のセリフです。

・この「限りなく真実に近い」というのは最近の造花に使った方がいいです。英語ではArtificial Flowerですが、Alternative Flowerという表現が当たっています(フェイクフラワーとはいいませんね)。

・老舗のMAGIQ東京堂のカタログをみるとその数5000を超えていて、ありとあらゆるものがAlternative Plantsになっていて驚きます。

http://magiq.jp

・それでもふつうの造花はちょっと触ればまあ偽とわかりますが、湿度を感じなければわからないものがあります。蘭や食虫植物、観葉植物などなどです。あまりお目にかかったことのない植物は、触わって指を押しつけないとわかりません。

・陽の当たらない部屋、スペースの新しいインテリアアイテムとして使えます。

・蘭マニアはすぐわかるかも知れませんが、素人には上の胡蝶蘭の仲間(花が多いので約1500円とこれが一番高価)も、下のダブルフェイアンス(460円)も本物としか思えません。ポリエステル製です。

・上のウツボカズラは実によくできています。昔の布や紙製と違いポリエステルは触温が気温と同じで、質感も表現できているので見分けがつきません。1800円。これで湿度まで手に入れたら完全にAlternative factsもう一つの真実になります。

・下はツボが付いていますが食虫植物ではなく、パフィオペディラムという蘭で和名はお化け常盤蘭。ツボは食虫植物のように昆虫を誘い込んで受粉に役立てているらしいです。

・出来は素晴らしいのですが、個体差があるので着色は手作業のようです。これらを触って観られるのは、東京なら練馬にあるオザキフラワーパークです。

http://ozaki-flowerpark.co.jp

次号3月20日月曜日

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