クールシニアのウェブマガジン

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中村 滋 Shigeru Nakamura

BE-PAL、DIME、サライなど
ライフスタイル雑誌を創刊
著書にスマートフォンの
生活革命を書いた
「スマートメディア」デコ刊

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カテゴリ:インテリア 

彫刻家というより木工職人という清々しさ

・時の経つのが速すぎます。これはもう時空が歪んできているせいです。さらに最近はポイントだ、キャッシュレスだ、と覚えることが多くてウンザリですが、そんな中、なんともホッとする木彫り人形を見つけました。

 

・半年ほど前、東京・阿佐ヶ谷のあるギャラリーの店頭に、風船を持つ少年の木彫りが置いてありました。ちょっと気になったので、数日後に訪ねたら売れていました。で、また入ったら知らせて欲しいと頼んでおいたのです。

 

・木彫りは少年だけでなく、魚屋、酒屋の親父、鳶職人、サラリーマン、田舎の医者などなどバラエティーに富んでいますが、いずれも昭和の懐かしき市井の人々です。

・ボール紙の箱には何も書かれておらず、木彫りの裏に登の朱印があるだけです。店の人に聞くと、長野にいる松澤さんという、美術学校出とかではない、いわゆる農民芸術の人、ということでした。

 

・調べてみると、長野県安曇郡白馬村の松澤登美雄さん。長野発祥の木端人形がルーツの農民芸術ということらしいのですが、作者名も略歴も探さないと出てこないほど、自己顕示欲のない人物のようで、実に清々しい。

・そんな職人仕事のせいか、松澤さんの木彫り小舎工房では、注文で思い出の情景を木彫りにしてくれるそうです(写真を送ると似せて木彫りを作ってくれることも)

・木端人形、風俗人形、昭和人形・・・名前はともかく、作品は手間により異なりますが、56千円からで、飴を舐める少年は10000(写真)。注文人形は55000円からとリーズナブルです。

http://www.kiborigoya.com/shop.html

・東京・阿佐ヶ谷工芸ギャラリー 杏屋あさがや

http://www.anzuya-art.com

次号31日金曜日

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