クールシニアのウェブマガジン

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クールは「カッコイイ」ですが、背筋をのばして歩く60+シニアの情報を集めます。

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スマートメディア

中村 滋 Shigeru Nakamura

BE-PAL、DIME、サライなど
ライフスタイル雑誌を創刊
著書にスマートフォンの
生活革命を書いた
「スマートメディア」デコ刊

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カテゴリ:エレクトロニクス 野遊び メディア 

A4一枚に収まる全撮影レンズシステム

・オリンパスから待望の2倍のテレコンバーターが出ました(OM-D EM1Xというフラッグシップボディーよりこっちを期待していました)。テレコンとは、レンズの後部に付けて焦点距離を伸ばすもので、単純に2倍になります。昔からあるこの手のコンバージョンレンズとは次元が違い、価格も標準的レンズ1本分くらいし、画質も低下しません。

・これが使えるのは今のところ600m(35mm判換算、以下これで表記)と80-300mmのズームレンズですが、×2だと、それぞれ1200mm、160-600mmになります。

・これで高性能なハイエンドのPROレンズは14-28mmという超超広角から1200mmまでカバーします。

・花好き虫好き野鳥好きのシニアに最適のシステムカメラです。なにしろA4判1枚の上に収まるぐらい軽くコンパクト。全部まとめてもデイパックにはいります。

・日常のスナップはスマートフォン、あとはこのオリンパスのm4/3(マイクロフォーサーズ)で全てまかなえます。

 

・なお、テレコンを装着するとレンズが暗くなります。×2の場合f4がf8、f2.8がf5.6と落ちますが、オリンパスの場合、超強力な5軸手振れ補正ボディーなので、三脚不要の手持ちで撮影できます。600mmレンズの場合はレンズ内にも補正装置があり絞りが6段稼げます。

 

・この超望遠システムは、フルサイズ・ミラーレスの場合、三脚まで含むと7kgになりますが、m4/3ならなんと2kgと、持って野山を歩けます。

・レンズ交換式カメラはミラーレスが標準になりつつあります(以前そう指摘した時、大手カメラメーカーは、ミラーレスは入門と言ってました。ファインダー内に全情報が入る方がいいに決まっています)。

・ただ、ミラーレスでボディーは小さく軽くなったと自慢していますが、レンズは画像センサーに比例し、フルサイズセンサーのレンズは、高性能ハイエンドになれば小さくなりません。どうしても大砲になります。

 

・以前も書いたのですが、写真を鑑賞するのは今やスマートフォン、タブレットが中心で、家では50インチとかのTVディスプレーです。それにメイン・メディアはウェブなので、フルサイズははっきりいって一部の印刷やプリントを除けば不必要になりました。超高精細を求める気持ちはありますが、それならフルサイズの上もあって、切りはありません(山岳写真などはこっちがいいです)。

・さらに言うならば、技術革新でセンサーやプログラムは進化します。昔のフイルム時代、大きな写真がブローニー判から35mm判メインになったのも、フイルムの高密度高精細化が大きかったです。

 

・80-300mmズームレンズと×2テレコンバーターMC20(51250円)150g。オリンパスは望遠マクロでも優れるので、蝶やトンボなどの昆虫撮影に使っています。

 

・小型軽量、手振れ補正、防塵防滴、ゴミ除去、それに深度合成(花や模型などの接写で対象物に全ピント)のプログラムなど、アウトドア分野ではかなり先を走っていて、動物写真家の岩合さんや昆虫写真の海野さんが愛用しているのも頷けます。

次号8月26日月曜日

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