クールシニアのウェブマガジン

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スマートメディア

中村 滋 Shigeru Nakamura

BE-PAL、DIME、サライなど
ライフスタイル雑誌を創刊
著書にスマートフォンの
生活革命を書いた
「スマートメディア」デコ刊

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カテゴリ:メディア 

シニア向け、読みたい本の探し方

・「優れたエンターテインメント小説とは、何度読んでも面白い本のこと」という言い方があります。要はすぐ忘れてしまうということなんですが、講談社文庫の最近刊「キリング・フロアー」リー・チャイルドがそれでした。

・新装版というキャッチで手にして読み始めたのですが、キャラクターや設定の一部にかすかに記憶がある程度で二度めを(たぶん)楽しみました。

・カバーを新しくしてこの13年前のデビュー作を再発売したのは、トム・クルーズ主演の映画「アウトロー」がこの2月に公開されるからだと思います。そしてその原作も1月にほぼ同時発売で、こういうイベントに乗っかるのはメディアの常識でもあります。

・リー・チャイルドはほとんどの作品がジャック・リーチャーという米軍憲兵隊少佐(作品によっては元)が主人公で、大統領、将軍、FBI、CIA、兵器・銃器、狙撃などなどが散りばめられるイギリス版ハードボイルド、サスペンス・アクションドラマです。

・ただリーチャーは2m近い大男のはずですが、トム・クルーズでは違うのでは? の疑問(作者のリー・チャイルドは納得しているとか)はさておき、初めての映画化は期待できます。

・二度目も堪能したので、ついでに他の作品も読んでみようと探しましたが、大型書店(近くのジュンク堂、啓文堂、紀伊国屋)でも「前夜」上下ぐらいしか棚にありません。

・和製ミステリーに比べてマイナーなせいか、翻訳ミステリーは大型書店でも揃っていません。講談社文庫でもずらっと並んでいるのは、例の検死官シリーズで有名なパトリシア・コーンウェルぐらいです(今、最新刊「血霧」が平台で並んでいます)。

・書店になかったので、版元の通信販売をチェックすると、最新刊の「キリング・フロアー」とその前の「前夜」しか在庫がなく、既刊の「反撃」「警鐘」は扱ってないと書いてあります。

・こうなったらAmazonです(http://www.amazon.co.jp/本-和書/b?ie=UTF8&node=465392)。出版社にないのですから新品はありませんが、加盟の古書店の在庫から表示されます。「反撃」の「上」180円が札幌の書店にありましたが、「下」はわけのわからないところが2800円ほどで出品しているのでパス。

・次は日本一の中古書店「ブックオフ」のオンライン・ストアです(http://www.bookoffonline.co.jp/top/CSfTop.jsp?bg=12)。ここには「反撃」の下200円、それに「警鐘」上下共に105円がありました。

というわけで、Amazonのサイトに戻って「反撃」上を注文。Amazonの直扱いではないので配送料が250円かかります。合計430円。

・しばしば利用するAmazonは代引き(宅配で現金渡し)ではなく、カード決済(登録後、支払いで選択)にしています(なので手数料は取られません)。大手のAmazonは安心だと思いますが、カード番号の入力が不安なら通販用の少額預金のカード口座を作るといいです(そうしています)。

・ブックオフ・オンラインは初めてだったのと、そうしょっちゅう使わないと考えて、登録(氏名、住所、電話番号、性別、年齢、アドレス)だけで代引きにしました。個人情報登録はイヤという人もいますが、この便利さは他と変えられません。現金払いにすればその心配は減ります。

・結果、本3冊410円➕配送料350円➕代引き手数料315円の計1075円になりました。同時にパソコンで発注して翌日ブックオフ、翌々日Amazonが届きました(札幌ですから)。いずれもきれいで、2冊はまだ帯がついている状態です。

・Amazon直だと巨大なパッケージで届いておどろくのですが、加盟店舗発送なのでこんなかわいい文庫サイズです(右)。

・発注して2日で揃ったリー・チャイルド全作品(日本発売分)、あとは1月16日発売予定の「アウトロー」待ち。映画は2月1日金曜日ロードショー。

・ここまで熱心にエンターテインメント小説を探す優良読者は少なく、ふつうは書店を何軒か回って半分諦め、Amazonになかったら「まあ、いいや」と探すのをやめるでしょう。

・ここらへんの流通をちょっと考えて(読みたい人と作品をマッチングするIT技術)、もっと簡単に手に入るようにしたら、毎年減っていく書籍売上をカバーして余りあると思います。電子書籍なんぞに一生懸命になる前に、やることだと思うのですが。

次号1月11日金曜日

 

 

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