・ウクレレアートというジャンルはないと思いますが、小さいせいか可愛くて壁に飾りやすいせいか、昔からよく絵が描かれます。最近では忌野清志郎デザインのウクレレ・キヨシローが記憶にありますが、今イラストレーター148人が描いた148本のウクレレ展覧会「デコレレ」(東京イラストレーターズ・ソサエティ主催)が開かれています。

・会場は三つに分かれていますが、こんなにたくさん同じウクレレが並んでいるのはショップでも見たことがありません。ベースは組立キットのソプラノ・ウクレレです。

・ネックからボディーまでフルペインティングした真面目なものから、王道のフラダンサー柄、サウンドホールを利用したアイディアものまで、さすがに100人以上いるとバラエティーに富んでいて面白いです。

・中に昔仕事をお願いしたことのある新井苑子さん、和田 誠さん、ビッグコミック・オリジナルの表紙を描いている村松 誠さん(やはり猫柄)の絵もありました。

・あと名前を知っている著名人は古川タク、南伸坊、矢吹申彦、宇野亜喜良など。なお、このウクレレはどれも一律35000円で売ってくれるそうです。

・裏に描かれたビッグオリジナルの表紙画家・村松　誠・作のネコレレ。

・大西洋介・作のネコレレ。素材の木はそのまま。ほかもだいたいアクリル絵の具で描いています。

・和田　誠・作。

・やっぱりこういうのが１番和みます。

・新井苑子・作。作風は変わっていませんね。

・宇野亜喜良・作。一目瞭然です。

・サウンドホールを利用した面白作品。ウクレレファンでなくても楽しめます。会場はリクルートGINZA8ビル1階のクリエーションギャラリーG8。銀座の名ですが地下鉄は新橋駅の方が近いです。10月7日(水)まで(日曜祝日休館で夜7時まで。入場無料)。

http://www.tis-home.com/news/展覧会「デコレレ♪」

次号9月18日金曜日