クールシニアのウェブマガジン

毎週月・金曜日発行

クールは「カッコイイ」ですが、背筋をのばして歩く60+シニアの情報を集めます。

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エディター

中村 滋 Shigeru Nakamura

BE-PAL、DIME、サライなどライフスタイル雑誌を創刊。

カテゴリ:ミュージック 

ここまできた超小型楽器チューナー

楽器職人・早川流吉氏のところに行ったときに聞いた最新チューナーおたく情報(なにしろ彼は新製品が出ると二つ買いますから)。楽器に直接取り付けるクリップ式の極小チューナーが出たというので、ウルトラライトおたくとして、さっそく千葉のディスカウント・ショップ「サウンドハウス」に注文したら(すごいですね)翌日届きました。右端のちっこいのがそれ。NS Mini Headstock Tuner。左のピーターセンのストロボチューナーが41g、中央が最近気に入っているモーリスで31g、そしてNSがなんと16g。小さくするのは日本のお家芸だったのですが、コルグにこれが作れなかったのでしょうか。

ヘッドの小さいソプラノ・ウクレレでこんな感じ。ギア付きだともっと楽につけられると思います。

前から見ても少し見えるだけです。

ヘッドの大きいコンサートなどはこんな付け方も出来ます。

上から見るとこうなります。ラチェット・クランプを開いてヘッドのどこかに挟むだけでとまります(両面にゴムが付いています)。ボタンは電源ボタンとキャリブレーション(チューニングの基準音A=440とかを決める。430450まで可)ボタンの二つだけ。初期設定は440になっているので変える場合は電源を入れて左下の数字をこのボタンを押して変えます。一度決めると記憶します。あとはチューニングしたいキー(例えばA)が緑色になるまでペグを回します(外れていると赤が点灯)。わかりやすいといえばわかりやすい。

パッケージのようにギターなどではどこにでもつけられます。性能ですが、ウクレレはもちろん、ベースなどでも音を拾ったのでなかなか優秀です。この大きさだとつけっぱなしでよく、取り付けたままケースに入れてしまえます。サウンドハウスの通販ページには直輸入と書いてありますが、なぜか説明書は日本語のものでした。日本の公式サイトhttp://www.kcmusic.jp/planetwaves/tuners_electronics.htmlでは3360(アメリカで30ドルですから1ドル100円以上のレート換算)ですが、サウンドハウスでは1880円(アマゾンでは2300円)です。なにしろ空前の円高ですものね。

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