クールシニアのウェブマガジン

毎週月・金曜日発行

クールは「カッコイイ」ですが、背筋をのばして歩く60+シニアの情報を集めます。

Edit

エディター

スマートメディア

中村 滋 Shigeru Nakamura

BE-PAL、DIME、サライなど
ライフスタイル雑誌を創刊
著書にスマートフォンの
生活革命を書いた
「スマートメディア」デコ刊

  • むしむし探し隊
  • カフェ de ウクレレ

カテゴリ:文房具 メディア 

失敗はない、成功するまで続けるから

・NHKの新しい番組に「逆転人生」というのがあります。最近の例でいうと「消せるボールペン 世界で大ヒット」とか「シワが改善!夢の美容液」など。

・それぞれパイロットのフリクションペンとポーラ化粧品のリンクルショット メディカル セラムのことですが、共通しているのは、日の目みるまで極めて長い時間がかかっていること。

 

・そこには諦めない開発者と、それを許す上司や企業体質という構図があるのですが、なかなか世の中こうはいきません。それに、2019ノーベル化学賞を受賞した吉野彰さんも「製品が売れない時期、精神的にも肉体的にもきつい。真綿で首を絞められるような」と言ってましたが、肩身の狭い思いもします。

 

・世の中にない新しいものを創る時に避けて通れない道です。小学館で、BE-PAL、DIME、サライと創刊しましたが、雑誌はそう簡単に売れるものではありません。DIMEは約1年で部数が伸び始めましたが、これは例外です。

・つまり、売れない時期をジッと我慢し、コンセプトを貫き通す根性が必要です(あるいは鈍感さ)。

・「失敗などない、成功するまで続けるからだ」という言葉がありますが、トップの器量を含めて、やはり社風かもしれません。

・有名なのは、まずカロリーメイトの大塚製薬、サントリーのビール事業、それにトヨタのハイブリッド車プリウスも金食い虫と言われても開発が続けられました。

 

・ジャポニカ学習帳も、最初の1年はまったく売れなかったそうです。それが今年で45周年、アニバーサリー記念でいろんな商品が出ています。120字ふせん さくぶんちょう、こづかい帳、ゼムクリップ。学習帳は今もB5判があり、表紙は2012年から植物、ほぼ花だそうで、昆虫は絶滅したようです。百科事典のジャポニカもありませんが。

・このチョウとトンボのゼムクリップは奇をてらっているようですが実用的です(420円)。

次号10月14日月曜日

ページtopへ